FPTへの道のり

病院勤務の現役理学療法士(PT)が3級ファイナンシャルプランナー(FP)資格獲得に向けた学びの記録

インデックス投資の基本のキ ~長期投資編~

どうも、ゆーたです。

 

前回に引き続きインデックス投資の基本をご紹介していきます。

 

今回は「長期投資」についてです。

 

主となる参考文献は『ウォール街のランダムウォーカー原著第11版』と『敗者のゲーム』とします。

 

現代のインデックス投資家である方々の意見がどうなっているのか『お金は寝かせて増やしなさい』、『世界一ラクなお金の増やし方』、『ズボラ投資』の意見も加味しながら紹介できればと思います。

 

上記については以下のブログで簡単に紹介してますので良ければご覧ください。

ya-yuta0119.hatenablog.com

 

さて、本題にうつります。

 

本日のテーマ「長期投資」

 

結論からいうとインデックス投資は、すぐに成果を求めるのではなく長期的に資産を保有しなさいよ、ということです。

 

「運用機関の長さ、すなわち運用成果の測定・評価期間の長さは、どんな運用プログラムにおいても決定的な意味を持つ」

 

『敗者のゲーム』p80より

 

チャート画像

 

突然ですが上記はアメリカの「S&P500」という指数(インデックス)の10年間の推移です。

深く考えずグラフがどのような形になっているかご覧ください。

右肩上がりになっているのは一目でわかるかと思います。

この右肩上がりに投資するというのがインデックス投資の肝になります。

 

チャート画像

 

それではこのグラフはどうでしょう?

横ばいもしくは少し下がっているように見えますね。

これも上のグラフと同じ「S&P500」の推移です。

ただ期間を6か月と短く表示しています。

 

この二つのグラフを見てどう思いましたか?感じましたか?

 

ピンときた方は、センスありです。

 

つまり、株価は短期的(6か月)にみると上がったり下がったりを繰り返していますが、長期的(ここでは10年)でみると右肩上がりに成長している、ということです。

 

株式会社の株を持つということは、その会社が成長して得た利益のおすそ分けをもらうことです。

 

ただし、会社の成長はすぐに起こるものではありません。

 

なので、長期で保有することが必要となるのです。

 

長期投資でリスクを軽減

 

長期投資はリスクの軽減という意味でも絶大な効果を発揮します。

 

「株式を「長期間」保有し、一度買ったら多少の価格変動があっても我慢して持ち続けるという基本方針を貫けば、リスクの全部ではないが、かなりの部分を減らすことできる」

 

ウォール街のランダムウォーカー原著第11版』p414より

 

短期的に株を保有することは常に価格変動にさらされることになり、精神衛生上耐えられません。

しかし長期的に保有することで、その価格変動幅は小さくなり安定したリターンを得ることが出来るとされています。

 

インデックス投資は始めたら長く続けましょう、というのが今回言いたかったことです。

 

それでは今日はこのあたりで!